子どもとインターネットのかかわり方は親にとって気になるところですが、インターネットを使う上で大事なモラルを学ぶ、変わった授業が福島県内で始まりました。

佐藤玲奈アナウンサー「2校時目の時間なんですが、みんなタブレットでなにか授業をしています」

郡山市の小中学生が夢中になっていたのは、情報の「モラル診断」です。インターネットについて正しいモラルを知っているかを確かめるためのクイズ形式の診断。使うのは、今年度、県が立ち上げたこちらのサイトです。

例えば・・・。

先生「あなたは最近、習い事に行くのがめんどうになってきたのでSNSに『●●に行くと成績が下がるから、早く辞めたい』という嘘を書き込みました。この書き込み後、どうなるでしょうか。」

質問は、実際に私たちが遭遇しそうな場面でどう対応するのが正しいかを選択式で答える形です。デジタルが身近な子どもたちも、頭を悩ませながら正しい知識を学びました。

小学6年生 Q.何問中何問あたったの?「10問中7問。(これから)トラブルに巻き込まれないで安全に使えると思う」
小学6年生「分からない問題もあったけど、答えられた問題もあって楽しかったです。

今後、総合的な学習の時間を使って県内の小中学校や高校の授業で取り入れられます。

県こども未来局・大内保史さん「様々な年代で被害に遭う状況が変わってくると思いますので、それがわかりやすいような問題構成になっております。みなさん積極的に活用してもらって、インターネットの理解度を深めて頂ければと思っております」

「モラル診断」中学生向けの問題に挑戦!

このモラル診断、世代ごとに問題が異なるんですが、中学生向けの問題に挑戦してみましょう。

Q.「となりのクラスのAだけど、直接会って相談したいことがある。家の近くまで行くから住所を教えて」というメールがきました。どの対応が適切でしょうか?