患者と一緒に墓参り「受け継いでくれる人出てくれば…」
診療前に、車を持たない草野さんが夫のお墓参りに行くと聞き、本田医師が送迎をすると提案しました。
本田医師「お父さん亡くなって10年過ぎたかな?」
草野さん「過ぎてない、避難している時に亡くなった」
本田医師「避難しているときか」
患者の「生きる」を支える、本田医師。5月に76歳になりますが、飯舘村にこれまでの経験を全て注ぎ込む覚悟です。
いいたてクリニック・本田徹医師「私はもう高齢者になっているので、年齢的にも限界があるし、そんなに体力的にも頑張れるわけではない。どこかでつなぎ役になり、受け継いでやってくれるような若い人が出てくればいい」
ひたむきな患者への情熱が、村の医療を支えています。
