けがと貧血に苦しんだエース 支えたのは…
1人は、3年生の増子陽太選手。中学時代から全国トップレベルで活躍する増子選手は、高校入学後も1年生の時からチームのエースとして活躍。しかし、去年の冬から今年の夏にかけては苦しい時間を過ごしてきました。
学法石川・増子陽太選手「貧血とけがを繰り返していて、自分の思うような走りもできずに自分のメンタルも落ち込み気味で、いいパフォーマンスができるような状況ではなかった」
増子選手が苦しむ時期にもう一人のエースとしてチームを支えてきたのが、3年生の栗村凌選手です。
中学時代には、武器のスピードを生かして全国大会で2位に輝いた経験を持つ栗村選手。入学当初はけがの影響もあり影を潜めていましたが、地道に練習を重ねて力をつけると、去年は都大路で最長区間の1区を走り区間6位と健闘。そして、今年。強豪ひしめくインターハイの男子5000メートルで3位に輝き、全国にその名をとどろかせました。
栗村凌選手「夏のインターハイが終わって夏合宿でしっかり距離を踏んで、そこからさらに調子を上げていまが一番いい状態」
栗村選手の活躍に刺激を受けたという増子選手。貧血やけがが治ると、この秋はこれまでのうっぷんを晴らすような活躍を見せます。













