争点は信号無視の“故意性”
裁判の争点は、赤信号を故意に無視したかどうかで、初公判で池田被告は「赤信号をことさら無視したわけではない」と、故意性について、起訴内容の一部を否認しました。
裁判では、池田被告が事故の前に4つの信号を無視したことが明らかになりましたが、池田被告は被告人質問で「事故直前、眠気があり、目をこする行為や、車のエアコンの操作をしていた」「赤信号を認識した記憶はない」と述べ、改めて故意の信号無視を否認しました。
一方、事故の直前、赤信号を無視して走る池田被告の車を目撃したタクシーの運転手の男性は「運転していた池田被告の目はしっかり開いていて、眠そうな感じは全くなかった」と話しました。