9月の福島県内産の新米の取り引き価格は、60キロあたりおよそ2万4000円で、前年度と比べ1.6倍になっていることがわかりました。
農林水産省は、集荷業者と卸売業者が9月に取り引きした、全国のコメの相対取引価格を発表しました。県産米では玄米60キロあたり、中通り産のコシヒカリで2万4148円、県産のひとめぼれが2万3896円で、いずれも前年度の平均と比べ9000円あまり高く、率にして1.6倍になっています。
また、全国の新米のすべての銘柄の平均は2万2700円で、2006年に調査が今の形になって初めて2万円を超え、過去最高になりました。
農林水産省では資材の高騰や、この夏コメが品薄になり需要が増え、集荷競争が起きたことが影響したとみています。










