東京に送り出す前に、わが子と剣を交え向き合います。

康晴選手の父 臼井壯太朗さん:
「やめないやめない。全然でたらめだよ。剣先に力が入っていない」

2人はこれまでも、剣を交えることで心を通じ合わせてきました。

康晴選手の父 臼井壯太朗さん:
「みえるんだよ」

自分のすべてを知る父、内にある弱さを躊躇なく突かれます。

康晴選手の父 臼井壯太朗さん:
「なんで下してるんだよ剣を。下ろすな」

この先どんなことがあっても剣を下ろすな、忘れることのないよう叩き込みます。