仙台市にあるタクシー会社「愛子(あやし)タクシー」が新型コロナの影響による売り上げ不振で仙台地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けていたことがわかりました。負債総額はおよそ8000万円です。

東京商工リサーチによりますと、仙台市青葉区にある「愛子タクシー」は、2002年設立で従業員は30人、およそ20台の車両を抱え市内を中心に営業していました。2018年3月期の売上高は2億1000万円を計上しましたが、その後、新型コロナの影響で売り上げが減少。助成金なども受けながら営業を続けたものの、業績改善が見込めないとして事業継続を断念し、1月29日付で仙台地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けました。

負債総額はおよそ8000万円で従業員は全員解雇したということです。