髙橋巡査:
「何で止めたかは分かっていますか」
運転手:
「ああもう、大丈夫です」
髙橋巡査:
「大丈夫ですか、携帯の違反で止めさせていただきました」

運転していたのは、会社員の男性。温泉に行く途中で地図を確認するため運転中にスマホを使ってしまったといいます。

髙橋巡査:
「今回携帯の違反ですので、だいぶ高い…」
運転手:
「高くなりましたよね、携帯」
髙橋巡査:
「暗くて歩行者の視認性も悪くなっているので、携帯やめるようにお願いします」運転手:
「すみません」

運転中の携帯電話の使用は事故に直結する危険な行為です。

髙橋巡査:
「携帯の違反になると、前方の不注意につながり、歩行者との事故が起きやすくなってしまうので、そういった事故につながらないように助言、指導を行っています」

髙橋巡査の決意

警ら隊として県民の安全を守るために。そして、音楽隊として警察と地域の人々との懸け橋になるために、高橋巡査の多忙な日常は続きます。

宮城県警 機動警ら隊 髙橋伶奈巡査:
「県民の皆さんが安心して暮らせるように、パトカーでの業務も音楽隊の業務でも今後より一層力を入れて頑張りたいと思います」

県警音楽隊は現在27人が所属していて、髙橋さんのように、兼務で担当しています。高橋さんが所属する警ら隊のほかにも、広報相談課、機動捜査隊、交通機動隊などの隊員が所属しているということです。