2025年も残すところ2週間で、帰省や旅行などを控えている方は年末年始の空模様が気になっていることでしょう。気象庁は18日午後、最新の1か月予報を発表しました。それによりますと、気温は1週目(12月20日~26日)は全国的に平年より高く、2週目(12月27日~1月2日)もほとんどの地域で平年より高い予想となっています。
この期間は西高東低の冬型の気圧配置が長続きしにくく、周期的に暖かな空気が南から入る予想です。特に東北地方と関東地方は2週目の気温が平年より高い確率が70パーセントと、厳しい寒さにはなりにくい見込みです。冬型が持続しにくいことから、日本海側の雪の量は平年並みか少ない予想です。
気象庁は「高温に関する早期天候情報」も18日午後に発表していて、12月24日頃からの5日間程度、全国の広い範囲でこの時期としては10年に1度くらいの暖かさになる確率が大きいと予想しています。
ただ、1か月予報の期間の後半にあたる3~4週目(1月3日~16日)は、全国的に気温は平年並みの予想となっていて、この時期らしい寒さになるとみられます。
場合によっては、仕事始めの頃から急にそれまでよりも寒くなってくることも考えられますので、年末年始も最新の気象情報を確認するようにしてください。







