去年11月、名取市で開かれた警察学校の祭で披露された県警音楽隊によるマーチングバンド演奏。そこにはトランペットを吹く髙橋巡査の姿がありました。

音楽隊のトランペット奏者として
宮城県警 機動警ら隊 髙橋伶奈巡査:
「小学校の時に少しだけ(2、3年)トランペットを吹いていた時があったので、その関係で音楽隊に入ることになりました」

警ら隊の業務の傍ら音楽隊のトランペット奏者としても活動しているのです。
宮城県警 機動警ら隊 髙橋伶奈巡査:
「警察官になってから音楽隊があることを知った。(小学生以降)学生時代は音楽をあまりやってこなかったので、今頑張っているところです」
音楽隊のメンバーはほとんどが現役の警察官です。年に一度の定期演奏会をはじめ音楽を通じ、警察の広報活動を行っています。
宮城県警 機動警ら隊 髙橋伶奈巡査:
「出来ないことが多いので、ちょっと大変だな、難しいなと頭を抱えています。(練習途中なので、)ごまかしながら吹いているところはたくさんあります」

音楽隊に配属され、小学生の時以来トランペットを手にした髙橋巡査。久しぶりの演奏に戸惑いながらも、地域の人のために、日々練習に励みます。

宮城県警 機動警ら隊 髙橋伶奈巡査:
「(訪れた人の)リアクション、笑顔や拍手を聞くと、やっててよかったなと思う。特に(両立が)大変だと思ったことはないです。この仕事に今はやりがいを持っているので、特に苦に感じることはない」