老朽化のため新校舎の建設が進められていた宮城県立視覚支援学校で、このほど新しい校舎が完成し、卒業生らを招いて内覧会が開かれました。
新しい校舎が完成したのは、仙台市青葉区の県立視覚支援学校です。
建て替えは校舎の老朽化にともなうもので、新校舎は鉄筋コンクリートの2階建てで、延べ床面積はおよそ6390平方メートルです。
教室の出入り口の足元には、扉があることを知らせるため、おうとつのあるマットが埋め込まれているほか、弱視の人が階段を認識できるように、階段の滑り止めの部分の色が変えられています。
20日は地域の人や卒業生が招待され、新しい校舎を見学しました。
完成した校舎は来月から使用され、視覚障害のある3歳から60歳までの幼児や児童、生徒たちの学びを支えていきます。







