精神医療センターの移転に反対する市民団体の共同代表も務める川村さん。懸念しているのは移転先となる富谷市の住民から理解を得られるかどうかだといいます。
川村有紀さん:
「やっぱり突然来るとなると若い家庭とかを中心に不安が出ることはあるだろうなと思う。子どもが通学とかしているような若い世代の家族で『目を合わせないように…』とかよくありますけど、そういうことが起こってくるのはあるかなと思う」

移転候補地の人たちは
センターの移転候補地、富谷市明石台の住民は…。

明石台地区の住民:
「私は別に(不安とは)思わない。この辺の人では(反対意見を)聞いたことがない」
「まあ本音がいろいろあるだろうけどね。時代の流れとして(精神科病院を)どっかに作らなきゃならないんだから、必要だと思う」
12月1日に行われた県議会議員の視察では、案内役の富谷市議からこんな声が。

みやぎ県民の声 枡和也県議:
「精神医療センターがどんな病院なのか理解されていないんじゃないか」
出川博一富谷市議:
「私も理解していない。正直言って」