2024年10月、息子になりすまし仙台市の80代の女性から現金100万円を奪ったとして指定暴力団の組員の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは指定暴力団道仁会の組員で無職の男(24)です。

警察によりますと、男は2024年10月、共犯者らと共謀して仙台市宮城野区の80代の女性に息子を装って「不倫関係の女性を妊娠させた。示談金を貸してほしい」などとうその電話をかけ女性から現金100万円をだまし取った疑いが持たれています。

この事件を巡っては、2024年12月に受け子の男が逮捕されていて、その後の捜査で男の関与が強まったとして警察が10月16日、逮捕しました。

警察の調べに対し、男は黙秘しているということです。男は、特殊詐欺グループの中でリクルーターの役割を担っていたとみられています。警察は、他にも複数の共犯者がいるとみて捜査を進める方針です。