集めた「木の実」が通貨になります。どんぐりや松ぼっくりをお金の代わりに使って買い物ができるフリーマーケットが、16日から仙台市内の児童館で開かれ、子どもたちがお目当ての品を買い求めていました。
太白区の八本松児童館で開かれている「どんぐりマーケット」。どんぐりや松ぼっくりをお金の代わりに使い、買い物ができるフリーマーケットです。児童館の子どもたちや老人会の人たちが作ったキーホルダーやおもちゃ、アクセサリーが並んでいます。
通貨として使うどんぐりや松ぼっくりは種類によって金額が違います。子どもたちは、値札の金額にあうように考えながら買い物を楽しんでいました。

この男の子は、一番安いどんぐりだと500個必要になる商品を買おうとしますが…持っているどんぐりでは足りません。男の子が困っていると、隣の子がどんぐりを分けてくれました。そのおかげで、お目当ての商品を買うことができました。
また、保育園で育てたダイコンを子どもたち自らが販売するブースもあり、思い思いにマーケットを楽しんでいました。

園児:
「楽しかった。またやりたい」
「(Q.何個くらいある?)数えてない。(Q.使いきれなかった?)うん。(買うのが)ちょっとだけ難しかった」

八本松児童館 松浦大輔館長:
「近隣には保育園も多くあるのでお客さんとして来てもらうほか、いろいろな地域連携の部分も含めて関わってもらえることが大きな魅力になっている」
きょう1日で人が来場したということです。この「どんぐりマーケット」は18日まで開かれていて誰でも参加することができます。