近頃は日が落ちて暗くなる時間がだいぶ早まってきました。日没が早まるこの時期は夕暮れ時から夜間にかけて歩行者の横断中の事故が増加傾向にあります。JAF、日本自動車連盟はドライバーには「早めのライト点灯」、そして歩行者には「反射材を身に着けて」事故を防ぐよう呼びかけています。

服はどんな色が認識しやすいのか

JAFが公開している実験動画。色の異なる服装や車のライトのロービーム、ハイビームの違いによって夜間の走行時にドライバーが歩行者を認識できる距離の違いを調べました。

その結果、ロービームの場合、白の服装が、37.6メートルと、黒や紫に比べ10メートル手前で歩行者を認識することが出来ました。

一方、ハイビームでは、暗めの服装より明るめの赤や黄色の服が、およそ70メートル手前でドライバーに認識されました。

JAF宮城支部の三部司さんは、暗くなる前の早めのライト点灯を呼びかけます。