そして、午後7時半。いよいよ音楽とともに花火が打ち上がります。
そして、佐藤煙火の花火も…。

佐藤晃朗さん
「震災以降に作った玉で、この亘理町で打ち上げたいと思いがあったので今回、この様な機会をもらって感無量というか、言葉がみつからない。やりきったという思いです」
鎮魂の思いとコロナ収束を願い花開いた大輪の輪。風がなく花火には厳しい条件でしたが、その灯りは確かに被災地を照らしました。

訪れた人
「ちょっと曇ったところあったんですけどキレいでした」
「お祭りとかイベントがあるだけで楽しい気持ちとか、ワクワクする気持ちとかを味わえた」
「腹の底まで響くね花火の音が。やって正解だった」
中田源さん
「ここで出来たことに対しては心から良かった。(雲がかかって)100%の力を出せなかったのはすごく悔しい。来年(亘理で)絶対これ以上のものを作りたいと思う」

花火を見ることで人は上を向くことができる。被災地は前へ進んでいます。