特集は、「氷上の格闘技」とも呼ばれるアイスホッケーについてです。
リンクで選手たちが激しくぶつかり合うその魅力を広く知ってもらおうと活動する男性の思いについて迫ります。
両チーム6人ずつの選手が、1つのパックを追いかけ相手のゴールを狙う、アイスホッケー。
スピード感あふれる試合展開と選手がぶつかり合う激しさから、「氷上の格闘技」とも呼ばれます。

アイスホッケー部員
「練習より試合の方が激しいので、練習からもっとハードに体を使っていかないと」
「ボディコンタクトがあって格闘技っぽい雰囲気があるんで楽しい」

東北福祉大学アイスホッケー部の練習は深夜にまで及びます。
リンクサイドで練習を見守るのは渡辺伸彦さん(42)です。
部員に声をかける渡辺伸彦さん
「みんなで伸びるためにいろいろ勉強して、インカレ予選1位通過、並びにインカレ出場した時にはベスト16を目指して頑張ってください」

6年前までチームの監督を務めていた渡辺さん。いまは総監督という立場で全国大会=インカレでのベスト16を目指しています。

東北福祉大アイスホッケー部 総監督 渡辺伸彦さん
「県内もそうだし、大学のインカレ予選、東北地区でも勝てていないので、何とか勝ちたいですね。もうちょっと考えてプレーしないと。これからの課題ですね」
主な役割は部の広報活動や大学側とのやりとりなど、チームの裏方です。
現在の監督や学生はその働きに感謝の言葉を口にします。
東北福祉大アイスホッケー部 今村雄太朗監督
「陰ながら支えてくれているので、感謝している。選手たちにもそういった気持ちを伝えて、頑張ってもらいたいと思っている」

部員
「自分が小さい頃からお世話になっている方。優しくてデカいです」
「渡辺さんのおかげでこのチームに入れたと思っているので、本当に渡辺さんには感謝しかない」