インターハイへの切符をかけた宮城県高校総体は、5日、各競技で熱戦が繰り広げられました。その中から、春の大会で高校日本一に輝いた女子バレーボール古川学園が決勝戦に臨みました。
春の選手権大会で23大会ぶりに全国制覇を果たした古川学園。1年生を加えた新チームで再び日本一を目指します。
県総体決勝は聖和学園との対戦。立ち上がり硬さがみられた古川に対し、先にリズムを掴んだ聖和が一時5ポイントをリードします。しかし、ここから古川が攻撃力を発揮。柱となる3年生、今選手を中心にたたみかけ、何と14連続ポイントと一気に形成逆転、第1セットを先取します。
1年生では特に目を引いたのが身長183センチの中川選手。圧倒的な高さで第2セット、ブロックも決まります。

新戦力も存在感を発揮した古川学園が、ストレート勝ちで県の頂点に立ちました。
古川学園 照井莉子主将:
「自分たちは、まだ何も勝っていないし、しっかり全国大会でもチャレンジャーとして日本一目指してやっていきます」
