いよいよ4日号砲の仙台国際ハーフマラソン。杜の都に全国からトップランナーが集います。レースを前に今年注目の選手をご紹介します。
男子の注目は、今大会で3回目の出場となる「三代目山の神」こと神野大地。かつて箱根路を沸かせた神野は、仙台ハーフを目前に控えた先月、標高1200メートルを超える長野県の高地で合宿を張っていました。
神野大地選手:
「今年は陸上人生の中で勝負の年。仙台で結果を出すというところは、かなりポイントになってくる」
MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)のファイナリストで、来年のパリオリンピック代表候補に名を連ねている神野。おととしから、元オリンピックランナー藤原新コーチと共に更なるレベルアップを図ってきました。
藤原新コーチ:
「MGC出場権を獲得したのが大きくて、ランナーとしての自信を取り戻したような、その自信が練習やレースに生きてきている」
10月に迫るMGCへの弾みとなる走りを!パリオリンピックをかけた戦いはここから始まります!
神野大地選手:
「MGCでパリ五輪への出場権を獲得して、パリ五輪に行くことを大きな目標として取り組んでいるので強い気持ちを持って仙台で自信をつけて良い流れでMGCを迎えられるようにしたい」

一方、女子では東京オリンピックで8位入賞を果たした一山麻緒が初参戦。
一山麻緒選手:
「この大会に出て自信を持ってMGCに臨みたい」

2大会連続のオリンピックへ自身の可能性を追い求め続ける一山ですが、3月の東京マラソンではコンディションが整わず不本意な結果に。MGCに向け本来の走りを取り戻すためにもこの大会が重要なレースになると考えています。
一山麻緒選手:
「今、どれぐらい自分が走れるんだろうと自信を取り戻したいのが一番」
アメリカで直前合宿を行い、今は状態も万全と語る一山。持ち味の攻めの走りで自己ベスト更新を狙います!
一山麻緒選手:
「ある程度ここぐらいは走りたいという理想はあるので、どこまで粘って走れるかが一番大事。ベストタイムは出したいなと思います」