オリンピックの種目にも選ばれています。自転車に乗って宙返りなどの技を繰り出すBMXフリースタイルの若手選手らが11日、仙台市内の小学校でパフォーマンスを披露し、子どもたちを華麗な技で魅了しました。

自転車を使って空中で技を繰り出し、その難易度やユニークさを競う、BMXフリースタイル。11日はその若手トップ選手3人が、仙台市太白区の長町小学校で特別授業をしました。選手らは、高学年の児童200人あまりを前に、BMXならではの自由なスタイルや、仲間を称えるリスペクト精神について語りました。

児童からはこんな質問も。
児童:「自転車のこと恋人だと思ってますか」
小澤楓選手:
「恋人っていうより一心同体なんで、自分みたいですね」

11日は華麗なパフォーマンスも披露され、児童は、初めて間近で見る大迫力の技に興奮した様子でした。BMXフリースタイルは東京オリンピックから正式種目となっていて、競技団体がその魅力を伝えようと全国の小中学校で特別授業をしています。今回は児童が校長に直談判し、応募したことで実現しました。

校長に直談判した5年生・庄司景さん:
「とてもうれしかったです。頑張って(校長に)手紙書いたんで。みんなにBMXを知ってもらったりやってほしいです」

小澤美晴選手:「かっこいいって思ってくれたらそれだけでうれしい。オリンピックで金メダルとることが目標です」



選手たちはパフォーマンスを終えると、児童一人ひとりにハイタッチをして感謝の思いを伝えていました。







