除斥期間を理由に賠償請求退ける

大槻記者:
除斥期間とは民法の規定で不法行為から20年経つと賠償を請求する権利がなくなるというものです。聞きなれない言葉ですが時効のようなものです。これが適用されるかどうかが争点となりました。

仙台高裁は、旧優生保護法は憲法違反としながら除斥期間を理由に賠償請求は退けました。「手術から20年以上経っているので今になって賠償を求めることはできませんよ」ということです。

後藤キャスター:
しかし、全国の同様の裁判ではここのところ、原告側の勝訴が続いていたと思いますが。