寄付、そしておもてなしの給食をともに
生徒会長 下川翔さん:
「いままで東日本大震災について、江南中学校が長年行ってきた募金活動で集まったお金を寄付したいと思います」

募金活動は、およそ10年にわたり、集まった60万円あまりが今回、「Team大川 未来を拓くネットワーク」に寄付されました。

只野哲也さん:
「全ての思いも願いも込めた気持ちのある寄付を頂いた。多くのことを子どもたちに学ばせていただいたし、気づかせていただいた」
福岡県にある中学校ですが、校内には、東日本大震災に関する新聞記事が貼られるなど震災伝承の教育が行われています。中学校には、大川小を訪問した教員もいます。

大川小を訪れた教員:
「7年前くらいに現地に行って大川小学校を見て、実際に見て感じたこともあったので、すごく(講話を)楽しみにしています」
只野さん:
「ありがとうございます」

昼食は、学校からのおもてなしで、生徒と同じ給食を食べました。

このあと、体育館に集まった1・2年生500人を前に、只野さんが語り始めました。
只野哲也さん:
「大切を当たり前にしないでほしいし、日常で当たり前だと思うものほど大切だと思う時間をつくってくれたら」

受験など人生のターニングポイントを迎える生徒たち。只野さんは、重要なことは何かを伝えます。