21日に停車中のJR仙石線の車両で乗客が、「水」をまき散らし列車の運休や遅れが出たトラブルで水をまいた男性は、乗客らに危害を加える意図はなかったとみられることが、警察への取材で新たに分かりました。

21日午後6時40分頃、仙台市宮城野区のJR陸前高砂駅で停車していた仙石線の車両で「液体がまかれた」とJRから警察に通報がありました。

消防などがかけ付け、調査した結果、液体は水と判明しました。

水がまかれた車両には、約100人が乗っていましたが、けがをした人はいませんでした。

警察によりますと、水をまいた乗客の男性に事情を聞いたところ、他の乗客とのトラブルもなく、危害を加える意図はなかったとみられることが分かりました。

この影響で、仙石線は上下合わせて13本が運休したほか、6本に最大で1時間半の遅れが出て7920人に影響が出ました。