東北地方に伝わる郷土色豊かなこけしを展示・販売する全国こけし祭りが9月6日から宮城県大崎市で開かれていて、大勢の愛好家らでにぎわっています。
大崎市鳴子温泉の旧鳴子小学校体育館で開かれている全国こけし祭りでは、地元の鳴子系や白石市の弥治郎系など、東北地方に伝わる11系統のこけしおよそ2400点が展示・販売されています。

6日は、全国各地から大勢のこけしファンが訪れ、こけし工人との会話を楽しみながらお目当てのこけしを買い求めていました。
フランスから訪れた人「顔が可愛い。こけし工人が魂を込めてつくっているところが素晴らしい」

東京から訪れた人「こけしが好きなのでいろいろなこけしを見たいと思って来た。いろいろなこけしがあるので目移りする」

また会場では、こけし工人による実演なども行われています。
今年で70回目を数える全国こけし祭りは7日まで開かれます。
