宮城県は、名取市内の総合運動施設の跡地におよそ40ヘクタールの新たな工業団地を整備することを決めました。

新たな工業団地が整備されるのは、宮城県名取市愛島塩手にある旧名取スポーツパークの跡地約40ヘクタールです。
この土地は、現在、長野県松本市の学校法人が所有していて、県は2025年度一般会計当初予算に土地の取得費と基本設計費、あわせて9億7000万円を計上しています。

県はこの場所を選んだ理由について「高速道路や幹線道路が充実し、仙台空港や仙台塩釜港にアクセスがよい。県全体の工業団地の配置バランスから県南部で土地を選定した」と説明しています。

詳細な設計や造成のため総事業費は、約100億円に上る見通しで、2029年度に造成工事を始め、分譲開始は2034年度を見込んでいます。