河口の閉塞は東日本大震災以来

東北大学教養教育院・田中仁総長特命教授:
「東日本大震災の直後にも同様の状況が生じた。震災の時に閉塞した時には生態系が失われてしまった。今回の場合も長期的に閉塞状況が続くと生態系への影響も無視できなくなる」

宮城県は、今後の川の流量や河口の閉塞状況を注視し、必要な対応を検討することにしています。

田中仁総長特命教授は、長期に及べば悪影響が出てくるため、土砂の堆積状況を確認しながら必要に応じて人工的に水路を作ったり洪水時の水の逃げ道を作ったりする必要があると指摘しています。