話題のSNS動画を数々配信し「ながの社長」として人気の建設会社社長、長野雅樹さんが仙台市内の高校で生徒に動画を作る秘訣を伝授しました。

仙台市青葉区の常盤木学園高校で開かれたワークショップには、地域デザイン部の生徒11人などが参加しました。仙台市にある建設会社の社長で、YouTubeやTikTokで「ながの社長」として人気を集める長野雅樹さんが講演し、生徒たちに動画作成のポイントを伝授しました。

長野雅樹さん:
「英語のテロップとかを入れたらもっとフォロワーは増えるかもしれないけれど、それってあまり意味がなくて、実際(視聴者の)99%近くが日本人。フォロワー数の日本人比率を考えて(チャンネルを)運用している」

また、長野さんの部下で動画の編集などを担当しているケイタさんは、「あるある」などの共感できるポイントを作る、動画の最初の1~2秒にこだわる、などとアドバイスしていました。

この講演は2年前から常盤木学園高校の生徒やNTT東日本などが共同で取り組んでいる地域活性化事業の一環で行われたものです。今回は生徒が仙台市の「脱炭素選考地域」としての取り組みを広めるため再生可能エネルギーについて学べる動画を制作する予定です。

生徒:
「視覚的にも聴覚的にも一発で(動画が)わかるのがすごいと思ったのでそこを参考にして動画を作りたい」
生徒:
「動画の1,2秒くらいが命だということ、そういう構図をちゃんと真似して仙台市の動画に生かしていけると思った」

秋ごろまでの動画の完成を目指して今後、5回のワークショップが開かれる予定です。