仙台市内で唯一の海水浴場、深沼海水浴場が、7月19日にオープンします。入場制限がない形でのオープンは、震災の発生以降初めてで15年ぶりです。

東日本大震災の津波で大きな被害を受けた仙台市若林区荒浜の深沼海水浴場について、市は今シーズン、7月19日から8月17日までの30日間オープンすると発表しました。

震災発生以降、遊泳禁止が続いていた深沼海水浴場は昨シーズン、14年ぶりに再開しましたが、安全確保のため、一度に入場できる人数を最大800人に制限していました。

今シーズンは、海水浴場近くに災害時の避難場所「避難の丘」が整備されたことで、入場制限を設けず、本格的にオープンできることになりました。

期間中は、飲食や物販などの出店が並び、イベントの開催も予定されているということです。市では今シーズン、1万7400人の来場を見込んでいます。