実際のスキマバイトの現場とは…

仙台市内で実際にスキマバイトとして働く大学生を取材しました。

仙台市青葉区の「海苔弁いちのや」。

市内の大学に通う山田さん(18)(仮名)は、この日、スキマバイトとして働きました。

スキマバイトでは、面接や履歴書は必要なく、多くの人は、職場に到着するとまず、専用のQRコードでチェックインします。

その後、制服に着替え勤務開始です。

海苔弁いちのや仙台本店 台野秀店長:
「きょうは、この後お弁当を3つ作るからご飯盛りやって」

仕事は、ご飯とおかずの盛り付け。山田さんは、スキマバイトだけでなく別の居酒屋で長期のアルバイトもしています。

山田さん(仮名):
「レギュラーでやっているバイトのシフトが入っていない日に働いて、その月の遊ぶお金や、明日ご飯行きたいとなったときにすぐ働けるので使っている」

この店では、店舗以外での販売や急な予約が入った際など、突発的な人手不足の解消に役立てているといいます。

海苔弁いちのや仙台本店 台野秀店長:
「募集して1時間もたたない、5分、10分くらいで人が集まる。固定のバイトだと難しいことがあるので、そのような時に急に入っても大丈夫な人を重宝している」

後藤舜アナウンサー:お試し感覚で働けるのもメリットで給料もすぐに振り込まれるといいます。

村上晴香アナウンサー:山田さんもあすご飯にいきたい、遊びにいきたいと思ったときすぐ働けると話していました。

後藤舜アナウンサー:雇う側は、急に発生する人手不足の解消に役立てることができます。

村上晴香アナウンサー:店側も助かっているという話でしたよね。