山梨県に本社を置く半導体関連の制御機器製造メーカーの新しい工場が宮城県大衡村に完成しました。

大衡村の第二仙台北部中核工業団地に完成したのは、山梨県に本社を置く半導体関連の制御機器製造メーカー「ニューテック」の新工場です。

関係者らおよそ60人が出席し、新工場の完成を祝いました。

新工場は、鉄骨造り平屋建ての延べ床面積5267平方メートルで、総工費はおよそ24億円です。半導体製造装置用の制御ユニットやプリント基板などを開発、製造し9割にあたる製品を大和町にある半導体製造装置メーカーの東京エレクトロン宮城に供給します。

ニューテック大衡工場 平賀義一工場長:
「現状の取引先からの要求に対して、生産する能力が最大限稼働している状況なので、今後を見据えて工場の建設を決定した」

ニューテック大衡工場は、2011年に稼働を開始した大和工場に次ぐ県内2か所目の製造拠点となり、今年8月中旬に稼働する予定です。