小学5年生でブライドサッカーと出会い、今ではMVP選手に…

コルジャ仙台 石川竜誠選手:
「小学5年生あたりから始めました」

石川選手が、ブラインドサッカーを始めたのは、小学5年生のころ…
コルジャ仙台の体験会に行ったことがキッカケでした。初めて試合に出たのは、中学1年生のとき。

コルジャ仙台 石川竜誠選手:
「中学1年生の頃だと自分がどこにいるのか、ポジショニングとかボールを持っても、どうすればいいのか、わからないっていう状態だったんですけど…」

そんな石川選手は、今や日本選手権でMVPを獲得

2025年2月に行われたブラインドサッカーのクラブ日本一を決める日本選手権。
強豪を相次いで破り、決勝に進んだコルジャ仙台。その相手は、パラリンピック代表も擁する優勝候補の「フリーバード メジロダイ」。前半開始2分でゲームが動きます。

コルジャ仙台の佐藤選手が自陣内でボールを拾うと、遠目からシュート放ち、ゴールを決め、さらに、その1分後、相手ゴール前のこぼれ球を石川選手が決め得点。

後半に1点を返されるも、相手の猛攻をしのぎきったコルジャ仙台が、初優勝しました。

コルジャ仙台 石川竜誠選手:
「これまで支えて下さった方々に結果を届けられて、とても良かったと思っています」

そして、決勝点となる2点目を取った石川選手が大会MVPに

コルジャ仙台 石川竜誠選手:
「実感はわかなかったですね。この決勝戦まで無得点で、そこまで活躍していなかったんですけど、本当に驚きましたね。あの時は。
ファーストアタック行って、ボールを運良く取れてコーラーの野田さんからシュートの指示があってそこからはもう、ゴールに向かって無我夢中で撃っていった感じです。自分ひとりじゃなくて、チームのみんながいてこそこの決勝まで来れたし。そんなに、自分が一番だとかそういう感情はないですね」