赤やピンクの花々が見る人の心を癒します。来月の母の日を前に、宮城県柴田町では9日からカーネーションのゆうパックの発送が始まりました。
柴田町にある「JAみやぎ仙南」では、生産者や郵便局などの関係者が出席しテープカットをして初出荷を祝いました。

柴田町では、8軒の農家が、シーズン中に6万鉢のポットカーネーションを出荷する東北でも有数の生産地です。初出荷されたのは来月11日の母の日用のプレゼントとして注文があった55鉢で、贈り先に届いた頃に花が開くよう温度を調節をして栽培したということです。

柴田鉢花研究会 齋藤達義部会長:
「全国のお母さんだけでなく、常日頃お世話になっている人にも感謝の気持ちを込めて贈ってもらえればいい」

柴田郵便局の大沼芳則局長:
「柴田の生産者が丹精込めて作った、日持ちのいいカーネーションを全国にお届けできるということで、花いっぱいの幸せを全国の家庭に届けていきたい」

柴田郵便局では、今シーズン1500鉢のポットカーネーションの発送を見込んでいます。一鉢3600円で、母の日用の注文は今月23日まで県内の郵便局とインターネットで受け付けています。

ポットカーネーションは水やりなど手入れをすれば1か月以上、楽しめるということです。