21日、宮城県白石市の検断屋敷で「寒ざらしそば」の試食会が開かれ、市の職員や製麺会社の社員などおよそ30人が参加しました。

「寒ざらしそば」はソバの実を蔵王の冷たい清流に2週間ほど浸したあと、寒風にさらして甘みを引き出すのが特徴です。試食会では味の違いを感じてもらおうと、寒ざらしそばと普通のそばが振る舞われ、参加した人たちが香りや舌ざわりなどを比較しながら味わっていました。

試食した人:
「寒ざらしそばの方が甘味があってとても美味しいかったなと。爽やかな晴れやかな気持ちになります」
「春の訪れが非常に待ち遠しい、その春を実感できるようなおそばになったなと」

寒ざらしそばは蔵王町の2軒のそば店ですでに提供されていて、白石市の「小原なごみ茶屋」では4月3日から販売を始める予定です。