仙台市中心部にある大型スーパー「イオン仙台店」が28日で49年の歴史に幕を下ろしました。

仙台市青葉区にある「イオン仙台店」最終営業日の28日、閉店を惜しむ多くの人が訪れました。

買い物客「今大学3年生で、大学に入った時からずっと通っていて、今年になって閉店すると聞いてびっくりして、最終日だからせっかくならと思い」

1975年9月に「ダイエー仙台店」としてオープン。初日には、開店前から多くの市民が訪れ、列を作りました。
その後2016年に「イオン仙台店」と名前を変え、ダイエー時代と合わせて49年間営業してきましたが、入居するビルとの賃貸借契約が終了するため閉店が決まりました。

午後7時。迎えた閉店の時。利用客から店長に花束が贈られるなど、訪れた人たちは別れを惜しんでいました。



訪れた人「さみしいのと、これからどこで買い物していいか分からないこんなに涙が出ると思っていなかったんだけど」
「震災の時とかもとても助かった思い出が強いので、思い出の場所がなくなってしまうのが悲しい。ありがとうございますと感謝」

イオン仙台店・鉾久憲二店長「49年と173日間の営業、ただ今をもちまして終了いたします。49年間、長きにわたりご愛顧頂きまして本当にありがとうございました」


地域の生活を支え続けた「イオン仙台店」。惜しまれながら49年の歴史に幕を下ろしました。