角田市小田地区で、小学生らが40年前から演奏を続けてきた伝統の「子どもとくら太鼓」が、6年生から下級生に引き継がれました。

23日、角田市小田地区で開かれた「子どもとくら太鼓」の引継式には、地域の小学1年生から6年生合わせて13人が参加しました。式では、卒業を控えた6年生から間もなく最上級生となる5年生にハチマキが引き継がれ、新しいバチも手渡されました。そして、伝統を引き継いだ下級生らが6年生の前で力強い演奏を披露しました。

6年生「元気があって迫力がある太鼓にしてもらいたい」
6年生「みんなと楽しく演奏できたことが一番の思い出」
5年生「6年生よりも上手に叩けるようにしたい」
子どもとくら太鼓は、地元の寺で祈祷の際に使われた和太鼓をもとに作られ、40年前から受け継がれている創作太鼓です。児童らは今後も市内の催しなどで演奏を披露する予定です。