7日に開会した仙台市議会の2月議会に仙台市の2025年度の予算が提出されました。一般会計当初予算案は過去最大となる6757億円で、郡市長は3つの柱を中心に予算を編成しました。

(1)「多様なひとの力が生きるまち」723億円(外国人の受け入れ整備高齢者や障害のある人への支援)(2)「子どもたちが健やかに育つまち」1220億円(子育て支援・教育など)(3)「ひとが輝く舞台となるまち」1221億円(交流人口の拡大、エリア再整備など)。私たちの納めた税金がどのように使われるのか?(2)の柱に注目してみていきます。

「切れ目ない」支援

結婚から子育てまで切れ目のない支援の充実を図る狙いで、結婚後の新生活で家賃や引っ越し費用などの補助に1億1257万円。宿泊施設を活用し、産後の母親の心と体のケアに特化したモデル事業の経費に362万円。また、現在、中学3年生までとなっている「子ども医療費助成」について、受給対象を来年4月から18歳までに拡大するとともに現在500円の利用者の一部負担金を廃止するためのシステム改修などに2260万円が盛り込まれました。

保育関連では、保育所などに通っていない子どもを対象に保護者の就労の有無や収入を問わずに月10時間まで保育所などを利用できるようにするため9260万円が計上されました。