アメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席が電話会談を行いました。来月、韓国で行われる国際会議にあわせ、首脳会談を行うということです。
トランプ大統領と習主席は19日、およそ3か月ぶりとなる電話会談を行いました。
中国発の動画アプリ「TikTok」のアメリカ事業売却について議論が行われ、習氏は「中国政府は企業の意思を尊重し、中国の法律に合った、利益のバランスのとれた解決策を導き出すことを歓迎する」と述べたということです。
一方、トランプ氏はSNSに「非常に有意義な電話会談だった」などと投稿し、貿易や合成麻薬「フェンタニル」、ロシアのウクライナ侵攻についても議論したと明らかにしました。
また、トランプ氏は来月末から韓国で開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議にあわせ、習氏と対面で会談するとしたうえで、来年の早い時期に中国を訪問する意向を示しました。
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