宮城県内は5日夜から本格的な雪となり、仙台でも一時、積雪が観測されました。JRの一部区間で運転を見合わせるなど交通機関にも影響が出ました。
この冬一番の寒気が流れ込み6日朝は、JR仙台駅前のペデストリアンデッキにも、うっすらと雪が積もり寒さの中、職場や学校に向かう人の姿が見られました。

仙台駅前で娘と一緒の男性:
「子どもに長靴を履かせて滑らないような感じで来ています」

道路は雪で滑りやすくなり、太白区八木山では、坂道を上れなくなった車を押す場面もありました。
24時間に降った雪の量は、大崎市古川で19センチ、仙台と石巻で2センチなどとなっています。

JR東日本によりますと、仙山線は除雪作業のため山寺駅と愛子駅の間の上下線で午後3時45分頃まで運転を見合わせました。
東北自動車道は、吹雪の影響で大和ICと築館ICの間の上下が午後2時15分まで通行止めとなりました。また、宮城交通では、仙台ー盛岡便などの高速バス58便を運休としました。