11月の宮城県内の有効求人倍率は1.24倍で、前の月を0.02ポイント上回りました。
宮城労働局によりますと、仕事を求めている人1人に対し何人の求人があるかを示す有効求人倍率は、県内で11月が1.24倍となり、前の月を0.02ポイント上回りました。

有効求人倍率が上がるのは今年3月以来、8か月ぶりです。

業種別の新規求人数では「運輸業・郵便業」が去年の同じ時期と比べて92人増えています。年末のお歳暮の配達に向けて運送会社で業務が増加したことなどが要因だということです。
一方、「サービス業」は前の年度に募集が多かった反動で428人の減少となりました。
宮城労働局は、求人の改善の動きにやや弱さがみられるとして物価の上昇などの影響に、より注意する必要があるとしています。
