年末年始に帰省した人や観光客を迎えようと、宮城県石巻市の北上地区に25日、高さが4メートルほどあるジャンボサイズの門松が設置されました。

1対のジャンボ門松が設置されたのは、石巻市の新北上大橋に近い国道398号沿いです。

地元の建設会社の社員らおよそ20人が、震災の被害を免れた特産のヨシを使い、設置作業をしました。門松は、高さがおよそ4メートル、直径が2メートル。竹の周りには、縁起の良い松や梅を飾り付けました。

石巻観光協会 横山宗一副会長:
「ふるさとに帰省するみなさんへのお帰りなさいと、正月に訪れる人の安全を祈願したいと思う」

このジャンボ門松は地元の観光協会が1997年から設置を始め、震災の翌年を除いて毎年続けられています。年明けの1月8日まで北上地区の玄関口を彩ります。