「巨大地震が切迫している状況だ」
今度は、想定震源域のエリアでも東日本大震災と同じクラスの地震(後発地震)があるかもしれない、と国は想定しています。

仙台管区気象台は、計算の上では、巨大地震が差し迫っているといいます。
仙台管区気象台 加藤孝志台長:
「(想定震源域では)東日本大震災のような巨大地震が、約300年から400年間隔で起こっている。その地震がまた、最後に発生したのが17世紀ということが研究でも分かっておりまして、この巨大地震が切迫している状況にある」

一方で、この情報は、ただちに避難を呼びかけるものではありません。
仙台管区気象台 加藤孝志台長:
「100回に1回程度しかその(巨大)地震は起こらないということがあります。発表から1週間程度は、普段の生活を継続した上で、平時よりは巨大地震の発生に注意して、万が一発生した時に備えていただきたい」