「北海道・三陸沖後発地震注意情報」について詳しくお伝えします。この情報が発表された際は、1週間以内にマグニチュード8クラス以上のさらに大きい地震の起きる可能性が相対的に高まったと考えられます。
過去100年程度の統計データによると、モーメントマグニチュード7以上の地震1477事例のうち、発生後7日以内にさらに巨大な地震が発生したケースが17ありました。こうした過去の統計データから、さらに大きい地震が起きる確率は100回に1回=1%程度とされています。

情報が発表されても地震が必ず起きるわけではないため防災意識を高めながら普段の生活を続けることが大切です。
具体的には、水や非常食などを持ち歩く。枕元に靴やライトなど防災用品を置いておく。家具の固定などを再確認する。避難所の場所や経路、そこにどんな備蓄品があるのかを確認しておく。緊急時の集合場所や連絡手段を家族と話し合っておくことも大切です。

あくまでも過去の統計データに基づく注意情報です。避難を呼び掛けたり地震を予知したりするものではありません。繰り返しになりますが、防災意識を高めながら日常生活を送ることが大切となります。







