宮城県柴田町に住む80代の女性が息子や弁護士を装った男から現金およそ1400万円をだましとられました。警察が特殊詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと今年10月下旬ころ、柴田町に住む80代の女性の家の固定電話に息子を装った男から「投資で儲けた利益の税金が未納だった。国税局から未納分の税金を請求されている。立て替えてほしい。」などとうその電話がありました。

その後、息子や弁護士を装った男から現金を宅急便で送るよう指示された女性は、現金を段ボール箱に入れ、11月4日から12月3日までの間、指定された東京都内のアパートに5回にわたり発送したということです。
女性が実の息子に電話で確認したところ詐欺の被害に気づきました。

女性はだまされた理由について「息子に声が似ていた」などと話していて、警察は特殊詐欺事件として男らの行方を追っています。