「SENDAI光のページェント」が行われる定禅寺通りで4日朝、AIでごみを識別できるトングを使った清掃活動が行われました。

高橋未来記者:
「こちらのトング、小型カメラがついていまして、このようにごみを拾うと音が鳴って種別ごとにごみが分類されます」

仙台市青葉区の定禅寺通りで行われた清掃活動には、近隣の企業や地域住民など、およそ90人が参加しました。

参加者が使っているトングには小型カメラが付いていて、AIと連動しています。これによりごみの種類が識別できるほか、ごみの落ちている位置をデータ化し、場所ごとにどんなごみが多いか可視化することができます。

参加者:
「普通のごみ拾いはただ入れているだけだが、(このトングを使うと)冒険のような、取ったなという感覚がすごくあった」

トングを開発したmica 立花巧樹社長:
「(マップ上に可視化することで)たばこが多い場所には喫煙所を設置したり、缶やペットボトルが多い場所にはリサイクルボックスを設置するなど、未然にポイ捨てを防ぐことができる」

この清掃活動は年4回、定禅寺通りで大きなイベントが開かれる前に行われていて、今回は6日からの光のページェントを前に実施されました。