桜ヶ丘駐在所では「ブロック運用」

県警は、今年8月から2人いる桜ヶ丘駐在所の警察官が休暇などで1人になる場合は、その間、駐在所を閉め、荒巻交番と業務を統合する「ブロック運用」の対応を取っています。これにより、24時間対応が可能となり交番の機能強化が期待できるとしています。

しかし、折原さんは迅速な対応が難しくなるのではないかと懸念します。

桜ケ丘学区連合町内会 折原久治会長:
「(交番に電話すると)『ちょっとお待ちください、担当の者に代わるので』と言われ、代わったら今度は『今巡回しているのでまた連絡します』となり非常に時間がかかる。そういうことが多くなった。(駐在所が)留守の間にもいろんなトラブルが起きているので、今まで通り存続を(地域の)皆と一緒にお願いしている」

県警はブロック運用を通して駐在所を廃止した場合の影響を検証するとともに地域の不安解消にも努めたいとしています。