自信のあったダンス「モーニング娘。では通用しない」
石田さんの代名詞でもある洗練された「ダンス」。自信を持って挑んだオーディションでいきなりプロの洗礼を受けます。
モーニング娘。'24 石田亜佑美さん:
「オーディションのときに私はダンスが得意だから、ダンスでいける!と思っていたんです。でもダンスを審査していた夏まゆみ先生が「あなたは今、自分でダンスが上手いと思っているかもしれないけど、モーニング娘。という世界に入ったら全然だよ」とはっきり言ってくださって。鼻をへし折られたので、自信満々だったけど、もっと頑張らなくちゃと。オーディションに合格して、モーニング娘。に入ったら、先輩はみんなダンスが上手くて。特に1期先輩の鞘師里保さんは加入して1年も経っていないのにグループの中心を担っていて、ライバル視していました。周りのメンバーの良い所を盗みたいとか、それを越えたいという気持ちが私を成長させてくれたのでメンバーには感謝しています。加入当初はこの世界の難しさにまだ気づいていなかったので楽しんでいたんですけど、4年ぐらい経って自分の苦手なものが見えてきて。キレ良くいつも踊っているけど、あれ?緩急が無いなって。そう気づいてからすごく苦戦しました…そういう苦しさもありましたね」

苦しみながらも磨き上げた「自分のダンス」。ラストツアーのタイトル、そして最後の参加となるアルバムのリードトラックも「ダンス」がテーマです。石田さんにとって「ダンス」とは…。
モーニング娘。'24 石田亜佑美さん:
「ダンスか…そうだな。私にとってダンスは武器かな。それがあったからモーニング娘。に加入できたと思うし、負けん気の強さみたいなのもダンスができるもん!という気持ちがそうさせてくれたと思うし、ダンスがあると人のことも知れるんですね。メンバーそれぞれの得意・不得意とかその子の踊り方から伝わる魅力とか。ダンスが無かったら何も残らないんじゃないかって、それぐらいダンスは自分にとって大事だからやっぱり武器ですね。今後も続けたいです。このダンスをいかせるような舞台とかあればぜひやりたいと思っているし子どもにも教えたいし」







