東日本大震災の被災者が共同で利用する車の整備が宮城県石巻市の大学で行われ、自動車整備士を目指す学生たちがタイヤの交換作業などに取り組んでいます。
石巻専修大学では、機械工学科自動車コースの4年生9人が、冬用タイヤやエンジンオイルなどを交換しています。

石巻市では、一般社団法人が、災害公営住宅で暮らす人たちなどが共同で車を利用するカーシェアリング事業を行っています。作業は、このカーシェアの車およそ60台が対象で、22日まで行われます。

学生:
「自分たちが作業をしていることが伝わったらいいなと思うし、誰かのためになることは大事」

学生たちは、国家資格となる2級自動車整備士の取得を目指していて、毎年春と秋の2回、この作業に協力しています。