宮城県栗駒山のふもとにある浅布渓谷は11月上旬が見頃となり、澄んだ水の流れと紅葉のコントラストが見事です。古川支局、氏家カメラマンの撮影です。
11月8日の栗原市花山。迫川の上流1.6キロに連なる浅布渓谷。大小の滝が流れ落ち紅葉時期には絶景が広がる。

写真家・佐藤貢さん(80)は、栗駒山の写真を60年間撮り続けている。
写真家 佐藤貢さん:
「栗駒山麓には滝は割と少ない。浅布渓谷はダイナミックに撮れる滝の一つだと思う。澄んだ水の流れと木々の紅葉が入り混じって、大自然の懐に抱かれているという気持ちになる場所。暖色系の景色を見ると心まで温かくなる。写真だけでなく自分の心も動かされる」

渓谷沿いには遊歩道があり、散策しながら紅葉を楽しめます。今シーズン栗駒山の紅葉は例年より1週間ほど遅く始まったものの浅布渓谷での見ごろは例年通り11月の上旬が見頃となりました。今は花山湖の周辺まで紅葉が進んでいます。