宮城県内のコメの作柄は天候に恵まれたことから作況指数が「107」と全国で最も高くなり「良」となる見通しです。

東北農政局によりますと、9月25日現在の県内のコメの作況指数は「107」で、1番上の区分の「良」となる見通しです。この指数は全国で最も高くなりました。

東北農政局 齋藤直樹総括統計専門官:
「気温については、生育期間全般に、気温が高く経過した。日照時間については5月、6月の日照時間が特に平年より多かった」

台風や大雨の大きな被害がなく、適度な降水量だったことも作柄が良かった要因だとしています。

一方、県内の作付面積は去年より500ヘクタール減り、7万3000ヘクタール、主食用のコメの予想収穫量は去年より1万7300トン増え、34万1100トンが見込まれています。また、水稲の10アールあたりの予想収量は584キログラムと統計の公表を開始した1958年以降、県内では過去最高となりました。