宮城県大衡村への半導体製造工場の建設事業を共同で進めていた台湾の半導体大手PSMCと日本の金融大手SBIホールディングスとの提携解消を受け、28日、大衡村では落胆の声が聞かれました。



提携解消の発表から一夜明け、工場建設の予定が事実上白紙となった大衡村では、地元の人たちから落胆の声が聞かれました。

大衡村民
「非常に残念。新しい道路も出来ると言っていたので」


大衡村で働く人
「トヨタが来て、次にと思ったからショックというか驚きですね」

台湾のPSMCとSBIホールディングスが大衡村に建設予定だった半導体製造工場を巡っては、PSMCが事業継続を見送る判断をしたため、27日にSBIが提携解消を発表しています。
大衡村の小川ひろみ村長は「大変残念」としたうえで「SBIホールディングスが事業計画の継続方針を示しており、前向きにとらえ連携を図りたい」などとコメントしています。